経営学を学んで
経済学と経営学の特徴として、数字は切っても切り離せない関係と言われるほど数学の知識を使う経済学に対し、経営学では学ぶ分野によって数学(主に統計学数学や確率)を使います。
専門的に何を学ぶかによって、数学を使う頻度が変わってきます。
経営学で培った専門的知識は、様々な仕事で役に立ちます。
経営学で身につけたマネジメント力、分析力、問題解決力は、会社内部・外部で発揮され、さらには独自のビジネスプランを立てて、自ら新たな会社を起こす、すなわち起業する道も開けます。
また、自分はなぜ今の仕事を任されているのか、自分の仕事が何の役に立っているのかを客観的に分析することができ、その必要性や意味が分かるようになります。
そして、企業や組織をより良い方向に導くために、自分がどう動くべきかということも自然と分ってきます。
もちろん、経営学を学べば必ず何でも成功するわけではないとしても、経営学の知識を強みに自分自身も成功に導いていくことも可能でしょう。
主な就職先としては、
・起業家(ベンチャー)
・経営者
・管理職
・企画職
・営業職
・メーカー
・IT企業
・金融業
・ファミリービジネスの後継者 など
主にIT業界やメーカー、さらにはお金の流れにも詳しくなるため、金融業界に就職することも多いようです。
大学によっては、「PBL(課題発見解決型学習)」を積極的に行っているところもあり、実在する企業・団体が直面する課題の解決を目指す産学連携プロジェクトを実施していたり、その後も学びを実践する場として学生たちがキャンパスを飛び出したりと、企業や社会と直に触れ合うようになっているそうです。
経営学は、社会や組織についてばかり学ぶと捉えられがちですが、それ以上に人と人との関わり合いがとても大切な学問です。
企業や組織の中でどのように人の気持ちを捉え、人を動かしていくか、その時々でマネジメントの方法を選んで実行していかなければなりません。
経営学を学んで、人から信頼されるマネジメント力を身につけましょう!